どのタイプの介護施設で働くか慎重に決める

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介護施設の種類

介護業界で働くといっても、介護施設の種類はいくつかあり、それぞれ特徴があり働き方も違ってきます。
介護施設でも利用者が入居していたり、介護スタッフが入居者のいる自宅に訪問したりと、それぞれで働き方や形態が違ってきます。
また介護施設によっては24時間稼働しているところもあり、夜間働く場合もあります。
それぞれの施設の特徴を知った上で、どこで働くか決めた方が良いです。
介護現場ならどこでもいいと考えて、就職先を決めたなら、思っていたのと違うと、後で後悔することになるかもしれません。
十分にそれぞれの施設の特徴を知っておきましょう。

参考 : http://www.ekaigotenshoku.com/column4-1.html

施設の特徴

・特別養護老人ホーム
認知症や寝たきりの高齢者が入居しており、そのような人を介護するのが仕事で身体介護がメインとなります。
24時間交替で介護をしていき、日勤と夜勤があります。
また施設によっては夕勤のあるところもあります。
仕事内容としては、食事や入浴の世話、移動や着替えの手助けなどを行います。

・老人保健施設
リハビリを行うのが目的となる施設であり、リハビリで自宅に戻ることを目指す高齢者が入居しています。
理学療法士の元でリハビリを行うことが多く、その他に身体介助も行います。
この施設では3ヶ月程度の入居が多いので、人の入れ替わりが多い施設です。

・有料老人ホーム
有料で高齢者が入居している施設であり、そこで高齢者が快適に暮らせるように手助けします。
入居者は比較的健康な方から、痴呆症の方、介護が常に必要な人など様々です。
元気な高齢者には付き添って運動などをさせます。
入浴などの世話も行うこととなり、時間に追われることも多いです。

・ケアハウス
トイレや入浴は行えるような高齢者が入居している施設です。
自立できている場合が多いので、介護スタッフの仕事は掃除や運動の手伝いなど身の回りの世話をメインとして行っていきます。

・グループホーム
比較的元気な高齢者が入居する施設であり、少人数の高齢者が入居しています。
そこで介護スタッフとともに家庭のような感じで生活を送っていきます。
高齢者と一緒に買い物に行ったり、料理を一緒に作ったりと、家庭で行うような感じで世話をしてきます。
認知症の方も多くいるために、認知症に対する知識も必要となります。

・デイサービスセンター
日帰りで高齢者が訪れる施設であり、食事や入浴の手伝い、運動やレクリエーションなどを行っていきます。
このようなことを介護スタッフは行い、また高齢者を自宅まで送迎もします。
高齢者のみならず、その家族とも接することの多い仕事となります。
日帰りで高齢者が訪れるので、様々な高齢者と接することとなり、一人一人に対応していくことが求められます。

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